私と『真・女神転生2』

注意:私の評価はメガテンシリーズを愛するが故に少々辛口評価です。ご了承ください。




さて、真・女神転生2である。

いやあ、私、メガテンシリーズではこれが一番のお気に入りなんですよう。

たしか、最初は・・・・最初は・・・・・・

・・・・・なんだったけな?

そうだ、またやりはじめれば分かる事だ!

・・・・・・が、しかし、現在私の手元に「真・女神転生2」は無い。

何故なら、姉が持っていってしまったからである。

よって、現在捜索中であるので、今暫しの時間、ご容赦願いたい。




・・・・・という経緯であったが、なんとか入手する事に成功した為、追憶の意味を込めて、再プレイである。

この、「真・女神転生2」にテーマを付けるとすれば一体何なのであろうか?

「神と悪魔」、「秩序と混沌」様々な対極的な戦いが繰り広げられているのであるが、

はたして、それ自体がてーまであろうか?

私は、『虚構空間における人間の成長物語』ではないのか、そう思う。

確かに、唯一神サイドとルシファーサイドの戦いの中に人間が投げ込まれたのかもしれない。

だが、たとえその戦いであったとしても、その行く末を決めたのは、人間・・・主人公アレフだった。

この「真・女神転生2」の世界というものの、虚構空間の中で、主人公達は成長を遂げた。

ザインはセンターに疑問を持ち、自らの意志で動く事を選択した。

ダレスは常に敗れる事をさだめられていたが、最後は例え偽りであろうとも幸せを得、そのさだめを断ち切った。

ベスは自らの意志で死に場所を得、アレフの助力となった。

そして、自らの意志で行動し、この虚構空間の命運を握った・・・・アレフ。

たしかに、この一抹こそが、神の意志であるかもしれない。

宇宙の意志なのかもしれない。

それでも、彼らは誰かに、何かに動かされたのでは無い、誰かに動かされたのでもない。

最初は「作られた」ものであっても、自ら成長し、あの虚構空間の命運を握る戦いへと

自ら飛び込んだのであると、私は信じたい。



<続く>
不定期更新につき、次回更新未定