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今川と武田間に勃発していた合戦が停戦協議にはいったまま時間が過ぎていっている。GW中に結論を出し7日から攻撃に入るとの観測も流れたが、合戦は起こらないままである。この行く末はどこに向かうか予断を許さない。
▼敵対の構図
争覇に入って敵対勢力を自由に選べるようになった。斉藤を攻める以外の選択肢がなかった北条にとっては斉藤以上に目障りで不倶戴天の敵である徳川上杉を攻めることが可能となった。七カ国会議ではどこがどこを担当するなどの話し合いは行われなかったと言われている。しかしこれだけの勢力が集まったことで織田徳川が斉藤を北条武田が上杉侵攻に移ることが可能となった。
▼戦略の分岐と武田の選択
非常に普通に起きると思われたこの構想はすぐには機能しなかった。織田は北条と共にならば斉藤を攻める事は出来ても徳川と共に斉藤を攻めることに躊躇した。しかし、攻め側が一方的に有利で有ることが判った現在、それならば攻める事が出来る徳川が参戦して織田徳川による斉藤攻撃が行われている。一方上杉攻略は未だ北条のみであり武田の参戦はない。
当面の敵である斉藤上杉を直接攻撃することが垂直統合型であるとするならば、武田の選択は水平分業型と言えよう。斉藤上杉の同盟国への攻撃だ。当初、具体的には甲斐に隣接する今川は駿河への侵攻である。
▼後顧の憂いのない武田
武田と今川がどのような決着をみるか、未だ不明のままである。7日からの合戦はなく、14日からは三国が起きた。故に武田は恐らく21日には行動を開始するであろうしそうでなければ今川に振り回されすぎのそしりは免れない。可能性としては北条が雑賀と武田の両方に援軍に行けるために更に一週調整をする可能性はあるが、現在の雑賀は北条の援軍を必要とする状態にない。21日が武田の再開戦時と見てよいだろう。
武田は甲斐一国所持で駿河以外は強固な同盟国北条に囲まれている。今川と不戦の誓いがなされれば攻められることはなくなる。つまりどこでも好き放題に攻められるわけだ。織田遠征から斉藤、北条遠征から上杉、浅井、伊賀忍。
状況に応じて垂直統合的に北条と上杉を攻めてもいいし、上杉の同盟国浅井を攻めてもいける。今川と決裂すれば駿河への侵攻だ。自由な武田の、争覇らしい転戦には今後も興味が尽きない。
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