これを今年一番のお知らせにさせていただこうと思ってがんばっておりましたが、 製品の仕上がりが遅れに遅れてこんな時期になってしまいました(^^;;
フロントのアッパーマウントに強化品は無いのか?? キャンバーもキャスターも調整できる良いアッパーマウントは無いか?? ストロークをもっと稼げるアッパーマウントは無いか??? 等々沢山のお問い合わせを頂いておりました。 かねてから試作とテストは繰り返しておりましたが、このほどCUSCOさんの ご協力の下、やっと私の気に入ったものをリリースさせていただくことが 出来るようになりました。(^^)// 名前は長いので略してMPA01
こんな使い方や、あんな使い方、こんなことやあんなことも出来ちゃう マルチタレント風ですが、基礎が非常にしっかりしております。 あんな方やこんな方、あのコーナーどうすりゃ曲がれるんだ〜〜みたいな お声にもお答えしていきたいと思います。
さてMPAで何が出来るのでしょう? まず、スタッドボルトの位置を変えることにより、キャンバーのみの調整、キャンバーを増やしつつキャスターも増やす調整、又その逆 等々いろいろな方向に調整が可能です。(純正形状サスペンション及び純正アッパーシート仕様サスペンションでは調整範囲が限定されます) 走行会などでは、足回りの硬さ以上にキャンバーはコーナリングに影響します。富士の100RをM3Cで攻めるには△.5度位が良いでしょう(^^; 普段からこんなにキャンバーを多くしているとタイヤの内側がすぐに減ってしまいます。 では現場でタイヤ交換の際に基準値に戻しましょう(^^) こんなことも簡単に出来てしまいます。
サーキットで速く走ることだけがMPAの使命ではありません。 ダウンサスなどで車高を落とした場合、ストラット式のサスペンションはどうしても自然とキャンバーが増えてしまいます。 このまま高速道路走行だけを繰り返しているとこれまたフロントタイヤの内側だけが減ってタイヤの寿命が半分以下で来てしまう事もあります。 MPAで基準値までキャンバーを戻すことによりタイヤの片べりや、高速の安定性を取り戻すことが出来てしまうのです。
また、同時にキャスターを増やすことにより、自転車のフロントフォークと同じ原理で直進性が良くなり、ハンドルの戻りも良くなる方向に調整可能です。
ドリフトなんかやっちゃったりしてる方もいらっしゃいます。こうしてこうするとフロントが逃げずにきっかけが作りやすく長続きしますよ(^^;; 等々いろんな使い方が出来るのでマルチもさせて頂きました(^^)
次に業界25年の私のこだわりをいくつかご紹介しましょう。 ベースは最高強度の17Sダイキャストにマットアルマイトの最高級仕上げです。 ベースがゆがんだり曲がってきたりしません。ピロベースはレース界ラリー界で知らぬ人の無いキャロッセ(CUSCO)製を使用しています。 スフェリカル(ピロ)には最高品質のテフロンライナー入り重加重タイプを使用し滑らかな耐久性を得ています。 ボルト1本カラー1個にすべてステンレスを使用。昔良くあった、「錆びて取れなくなっちゃった〜〜(T_T)なんてことも有りません。 (ショック本体の錆びは避けられません) タワーのクラックを防ぐ緩やかなラウンド、スタッドボルトにかかる微妙な圧力、汎用性の高さ、補修パーツの充実及び低価格化、等々 正直今回はかなりこだわりました(^^)
現在の適合車種は E36 E46 E39/6 E87 E90 E60を予定しています。 別注文で 車高を落としてもストロークの稼げるE38用 E39/8気筒用などもご用意できるように準備をしています。
来月始めにはリリース予定です。ご期待ください。
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